今日のブログも元太郎が担当します。

関東はこのところ曇りや雨が続いています。元太郎は今年度、地域の役員で衛生委員をやっているのですが、先日の日曜日に行われるはずだった地域のゴミ拾いが雨で順延になったのに、今日も雨。またまた順延です。
しおりは、休日で今日も友人と遅くまでしゃべってきたようです。基本が家での仕事なので、休日くらい人と会いたいね。

雨のやみ間にはファービーの散歩もしているのですが、歩き足りないのか、イタズラが増えている気がする・・・。ちょっと油断して靴箱を開けっ放しにしていたら、やられました！夏用のスリッパを見つけ出してきて、気がついた時には畳表の部分がぼろぼろに。さちたろうが怒りそう！（汗）(＠_＠;)

さて、気を取り直して仕事の話を・・・。昨日の「戦国の城」イラストのラフスケッチは、午前中に終わらせて監修の先生や編集さんにメールで送信！

次の仕事は先日までしおりが描いていた「浦戸城」の続きです。実は昨日、地元からの追加情報が入り、明治時代の地図から考証すると海岸線がけっこう違うらしいとのお話！(+o+)！
海の色はエアブラシでグラデーションを作ったので、修正はちょっと面倒ですが、そこからスタートです。

まずは筆を使い、地塗り用の絵具「ジェッソ」を混ぜた色で海の明るい所の色を塗ります。既に海にした部分との接点は、少しずつ青を加えて色を変えながら、できるだけ筆でぼかして色をつなげます。

筆の塗りで概ねの色ができたら、最後はもう一度地面の部分にマスキングをして、エアブラシで整えます。これで修正終了！あとは、もともと元太郎が描く予定だった城の中心部の線描きを入れて一段落しました。
この後は、山や岩、建物などに色を付けたり、木や草を描き入れたりといった作業です。

歴史考証イラストには修正がつきもの。「修正が楽にできる」という理由でデジタル作画にする方もいるのですが、元太郎はやっぱり手描きから離れられません。手描きイラストの修正は難しい作業ですが、技術を駆使して、「手描きでも完璧に修正する」事を目指すのは、ある意味楽しくもあり、それが修正する時のモチベーションになっています。
いや、決して修正が嬉しいわけではないですけどね！