今回は『昆虫の迷路』

裏話

 MAIL MAGAZINE vol.7

作者の香川元太郎です。

『昆虫の迷路』は、不思議な穴に迷い込んでしまった犬たちを連れ戻すために、子供たちが虫の国を旅するストーリーになっています。実は「犬を追って冒険が始まる」という設定は、僕が小学校5年生の時に考えたお話からとったものです。クラブ活動(文芸クラブ)で各自が「犬が登場する話」を作ることになり、書いた短編小説が『幽霊ビルの恐怖』!

 

主人公が犬の散歩をしていたら、犬がちょっとしたことに驚いて古いビルに逃げ込んでしまった。そのビルは通称「幽霊ビル」。だれも住んでいないのに夜になると物音が聞こえるらしい。主人公は怖さに耐えながら犬をさがしてビルに入るが・・・。という話で、小学生としては完成度が高いものができて、自分でも印象深く覚えています。

『昆虫の迷路』で犬を登場させたのは、虫嫌いの子にも親しみやすいようにしたかったことや、香川家が犬好きなことなど色々な理由がありますが、原点にあったのは子供時代に考えたストーリーでした。

ちなみにそのお話の続きは・・・主人公はビルに謎の人物がいるのに気付いて隠れるが、とうとう見つかってしまう。しかし実は、謎の人物の正体は知り合いのお兄さんだったというのがオチでした。僕は迷路絵本にも時々謎の人物を描いていますが、『昆虫の迷路』には謎のクワガタを登場させました。これも、子供時代の小説が原点かもしれません。

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